皆様こんにちは。
KARUIZAWA COFFEE COMPANYの板倉です。
当店では、見た目は白いのに、食べるとコーヒー味がする「軽井沢コーヒーソフト」を販売しています。
今では当店の定番商品の一つになりましたが、最初から「白いコーヒーソフトを作ろう」と考えていたわけではありません。
ちょうど今の季節は夏。このソフトクリームも、当店自慢の水出しアイスコーヒーの上にこのソフトクリームを乗せた「コーヒーフロート」も人気です。

水出しアイスコーヒーに白いコーヒーソフトをのせたコーヒーフロート今回は、このソフトクリームができるまでの話を書いてみようと思います。
目次
新潟まで試作に行きました
このコーヒーソフトを作ったのは、2018年から2019年頃だったと思います。
当時いた社員と一緒に、ソフトクリームの製造をお願いする会社に時間を取っていただき、新潟まで試作に行きました。
行きは、新潟県に入った頃にサービスエリアで海鮮丼を食べました。試作を終えた帰りは疲れていたので、現地の商業施設に入っていたマックで食事を済ませました。
商品開発というと、もう少し華やかなものを想像するかもしれませんが、実際はそんな一日でした。
それでも、新潟まで行き、味や食感を確認しながら作ったことは覚えています。
ねっとりと重たいソフトクリームにはしたくなかった
ソフトクリームを作るうえで考えていたのは、僕自身があまり得意ではない、油脂感が強く、口の中にねっとりと残るようなものにはしたくないということでした。
ミルクの味はきちんと感じられるけれど、食べ終わったあとは重たくない。
コーヒーを飲んだあとにも食べられるような、さっぱりとしたソフトクリームにしたいと思っていました。
現在は、加勢牧場のミルクに自家焙煎したコーヒー豆の味と香りを移して、コーヒーソフトにしています。
コーヒーの液体や色のついたシロップを混ぜているわけではないため、見た目は白いままです。
最初は真っ黒なソフトクリームにする予定でした
KARUIZAWA COFFEE COMPANYのブランドカラーは黒です。
そのため、最初は竹炭を入れて、コーンもソフトクリームも真っ黒にしようと考えていました。
見た目としては分かりやすいですし、黒いソフトクリームなら、うちの店らしさも出せると思っていました。
少なくとも、僕は当時、軽井沢で黒いソフトクリームを見たことがありませんでした。
もちろん実際に竹炭を入れた試作もしました。
ただ、竹炭を入れると、舌触りが少し変わったように感じました。
わずかな違いだったのかもしれませんが、僕には気になりました。
黒くしたいのは、あくまで見た目のためです。そのために、自分が納得できない食感にするのは違うと思い、ソフトクリームを黒くする案はやめました。
黒いコーンと、白いコーヒーソフト
ソフトクリームを黒くしないのであれば、コーンを黒にして、ソフトクリームは白いままにする。
白と黒の組み合わせで、当店のブランドカラーを表現することにしました。
こうして現在の、黒いコーンに白いコーヒーソフトという形になりました。
白いソフトクリームなので、見た目だけではコーヒー味には見えません。
初めて召し上がるお客様からは、本当にコーヒーの味がするのかと聞かれることもあります。
でも、食べてみると、しっかりコーヒーの味がします。
ご希望の方には、ソフトクリームの上に挽いたコーヒー豆をかけることもできます。コーヒーの香りやほろ苦さを、より強く感じたい方にはおすすめです。

挽いたコーヒー豆をトッピングした白いコーヒーソフト見た目よりも、味と食感を優先した結果
今の白と黒の形だけを見ると、最初から計算してデザインしたように見えるかもしれません。
でも実際は、最初に考えていた真っ黒なソフトクリームをやめて、味と食感を優先していった結果、現在の形になりました。
当時いた社員と新潟まで試作に行ったこと。
さっぱりとした食感にしたいと考えたこと。
竹炭を入れたときの舌触りが気になり、黒くする案をやめたこと。
そうした一つひとつの判断が、今のコーヒーソフトにつながっています。
派手な開発秘話ではありませんが、商品を作るというのは、案外なんでもない、こういう小さなことの積み重ねなのだと思います。
軽井沢にお越しの際は、白いのにしっかりコーヒー味がする、当店のコーヒーソフトをぜひ一度お試しください。
KARUIZAWA COFFEE COMPANYの店頭にて、テイクアウトで販売しています。
軽井沢コーヒーソフトの販売について
価格:600円
販売場所:KARUIZAWA COFFEE COMPANY
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢748-6
販売形態:テイクアウト
営業時間・定休日は変更する場合があります。最新情報は公式Instagramをご確認ください。


コメント