幻のコーヒー。苦味がお好きならスラウェシ・ママサはいかがですか?/軽井沢コーヒーノート

皆様いつもありがとうございます。

軽井沢コーヒーカンパニーの板倉です。

皆様はスラウェシ島の幻の名品「ママサ」はご存じでしょうか?

また、どんな特徴のあるコーヒーかご存じでしょうか?

今回は軽井沢コーヒーカンパニーでもご提供させて頂いているインドネシア・スラウェシ「ママサ」について、簡単に特徴や焙煎度合い、抽出についてお話しさせて頂きます。

是非皆様に目を通して頂き、お気になりましたらご賞味いただけますと幸いです。

【軽井沢コーヒーカンパニー オンラインストア】
スラウェシ・ママサ
https://karuizawa-coffee.com/items/5f24e19a7df2816642ec789e

スラウェシ・ママサとは

ママサは、インドネシア・スラウェシ島のママサ地区で生産されているコーヒーです。

「ママサ」という銘柄は地区名ですね。

このように地域名がついたコーヒーは、ストレートと呼ばれます。

インドネシアの中ではスマトラ島、ジャワ島に次ぐ生産量となりますが、全体の10%程の生産量となります。

※スマトラ島約70%・ジャワ島約15%・スラウェシ島約10%・残りその他の島。

スラウェシ島のコーヒー

スラウェシ島というと、トラジャ地方で栽培される、いわゆるトラジャコーヒー(トラジャ)が有名かと思います。

このトラジャもママサも赤道直下に位置します。

火山性土壌のコーヒー栽培にはとても適した島です。

この他にも、スラウェシ島には少数の生産地があります。

品種はアラビカ種、ティピカ種が多いですね。インドネシアでは良く栽培されているロブスタ種も栽培されています。

スマトラ式で精製された独特な色・形のコーヒー生豆

当店のスラウェシ・ママサ

独特な香味をハーブで表現してみた写真

軽井沢コーヒーカンパニーでお取り扱いさせて頂いておりますのは、スラウェシ「ママサ」。

幻のコーヒーです。

かつて名品と謳われていたこのコーヒーも第二次対戦後、荒れ切った農園は再建が難しいと言われていました。

しかしインドネシア政府と民間の血と、汗と、涙の尽力により、見事復活を遂げました。

そして、この名品が甦ったのです。

品種はティピカ種。

6~8月の豊かな雨に誘われジャスミンのような香りを漂わせ、白く美しい花が咲きます。

豊かなミネラルを含んだ土壌で育つコーヒーは、しっかりとしたコクと苦味を育み、実を熟し、天日乾燥を経て出荷されていきます。

焙煎度合い

軽井沢コーヒーカンパニーでは、このママサを深煎りでご提供しています。

やはりスラウェシ(インドネシア)のコーヒー。

深いコクと甘く苦い、チョコレートのような香味が引き立つ焙煎です。

しっかりとした苦味のあるコーヒーがお好みの方、是非当店でお取り扱いのスラウェシ・ママサをお楽しみください。

ハンドドリップ抽出について

軽井沢コーヒーカンパニーでは、ドリップの際このコーヒーは「中細挽き」でお湯の温度は「90~92度」。約3分のゆっくり抽出をお奨めしています。

このコーヒーの奥深さを引き出す抽出を目指しています。

また、ミルクにもマッチしますのでカフェオレもいいかもしれませんね。

深煎りのコーヒーは特に良く膨らみます。

こんなレシピや食べ合わせも美味しい

ママサは少しマンデリンに近い印象もあります。スパイシーさを引き出すならエスプレッソも◎です。

油分をガッツリ楽しめるフレンチプレスも良いですね。

350mlの場合、18g、中細挽き、95度前後の熱湯を使用して入れるのが好きです。

(中細挽きでお湯が熱すぎると、エグ味が出やすかったり、粉がフィルターを通りカップに粉が多く沈む事がありますが、私は美味しいと思っています。)

食べ合わせはやはりショートケーキやチーズケーキが私は好きです。

甘さのあるケーキなどにはもってこいです。

またチーズケーキなど独特の酸味と甘味にも、しっかりとしたボディのコーヒーがマッチすると思います。

スラウェシ・ママサを楽しもう

この幻のコーヒー スラウェシ「ママサ」。

軽井沢コーヒーカンパニーでもいつまでお取り扱いができるかわかりません。

もしこの記事を見て頂き、お気になられましたら是非トライしてみてくださいね。

さまざまな淹れ方も、レシピも、自分好みにカスタマイズしてもいいと思います。

それが嗜好品。コーヒーを楽しむコトだと思います。

それでは皆様、良いコーヒーライフをお過ごしください。

この記事にお付き合い頂き、ありがとうございました。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

ただ「飲むもの」から「楽しむコト」へ。

「このコーヒーと過ごす時間が、幸せでありますように。」

KARUIZAWA COFFEE COMPANY
Kazuyuki Itakura

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